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2024年06月07日
OASiS～Premier Garden Villaのギャラリー・ライブラリーラウンジ・スタジオに、イタリア家具を納めていただいた「IL DESIGN」様のウェブサイト内の「ヨーロッパブランド家具物語」で、ディスプレイ完了の様子をご紹介いただきました。その内容を以下に転載いたします。
以下が掲載内容です
Tonelli Design, De Majo, and so on…!
in “OASiS～Premier Garden Villa”
仙台市のデザインマンション、OASiS～Premier Garden Villa (略称：OASiS)へ当社よりイタリア家具をお納めした様子を3月の記事にてご紹介致しましたが、更に今回、Gallery、Library Lounge、Studioのディスプレイ全てが完了しました様子をお伝え致します。
宮城県優良防犯アパート・マンション認定制度の第一号マンションとして認定を受ける
2018年初頭、お客様から仙台市青葉区に趣きのある大型高級賃貸マンションを建設するという計画をお聞きし、2024年2月まで足掛け7年の月日を掛け内装・家具インテリアについて、お施主様を含め設計士やインテリアデザイナーの先生方とそのメンバーの一員として定期的に検討を重ねて参りました。そんな中お施主様は繰り返し、賃貸のマンションでも住まわれる方々が一時でも寛ぐことの出来る空間が必要、と話され、事業としての収益性からは議論のあるところですが、室内にはグランドピアノが弾ける空間や読書が出来る環境も、更に野外にはドッグランとそれを見て楽しむことが出来るパーゴラも用意されました。この寛ぎのスペースにおいて家具の居住性の高さは勿論ですが、デザインにおいても多少の非日常性から生まれる新鮮な感覚を大事に考え、またインテリアではそこに住まわれる方に心地良い安堵感が提供出来る視点での空間設計となっております。
“Gallery”
Galleryは外部からのお客様との挨拶など、ちょっとした機会に利用出来る様な空間であり、入ってすぐ左手にイタリア・Cappellini(カッペリーニ)のブラックラッカー仕上げで209cm巾、36cm座面高のベンチ、”INOUT”(インアウト)があります。この位置にベンチがある事で相対するショーケースにある色々なオブジェを座って楽しむことが出来ます。奥の窓際には同じくイタリア・imperfettolab(インペルフェットラボ)のチェア”NIDO”(ニド)が2台設置されています。こちらはcopper(銅)の板を鍛造(たんぞう)で成型した様な手作り感のあるラウンジチェアで、サイズは巾130cmとかなり大柄ですが、この作品が持つ強いデザイン性と一枚ものの銅板の素材感と仕上げは極めて印象的です。
(imperfettolab(インペルフェットラボ)の”NIDO”(ニド)を納品させていただいた時の記事はこちらです。https://www.italia-kagu.com/pf/imperfettolab-nido-in-oasis/)
Tonelli Design(トネリデザイン) 'Wall Mirror VU'
Gallery, Library Lounge(共用部)及びStudio内装設計図
また、左手壁面のイタリア・Tonelli Design(トネリデザイン)の”Wall Mirror VU”(ウォールミラー・VU)もユニークな作品で、5mm厚のミラー(鏡)の上に2cm厚のハギ合わせたガラスを貼って作っており、巾180cm、高さ200cmの大きさになります。更に左手奥のペンダント照明はイギリス・ロンドン、LEE BROOM(リー・ブルーム)の3連の”Mini Crescent”を設置、この円形と椅子NIDOのアームのアール部分が調和し良いバランスとなっております。
“Library Lounge”
Library LoungeはGalleryとは趣が異なり、住む人がゆっくり本や雑誌を読んだりスマホでブラウジングをしたりなど、一人或いは少人数で静かに時間を過ごすのに程良い囲い込み感のあるソファ、大理石の床の色、そして壁面の色や造作も落ち着いたトーンとなっております。2脚のソファは、デンマーク・Fritz Hansen(フリッツハンセン)の”Plenum”(プレナム)で張り地も同じくデンマーク・Kvadrat(クヴァドラ)のSunnivaの落ち着いたグレーを使用、また手元にはソファと一体型の30cm直径のサイドテーブルを付け、利便性を高めております。対面には、補助椅子として昨年(2023年)Missoni(ミッソーニ)とのコラボで、red dot design賞の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞したイタリアKartell(カルテル)のチェア、”Eleganza ELA Missoni”(エレガンツァ エラ ミッソーニ)を用意致しました。
“Studio”
そしてこちらは、周りに気兼ねなくピアノが楽しめる完全な遮音装置を施したStudio。室内には白(ホワイト)のグランドピアノがメインに設置されています。このピアノもお施主様がこのアイデアを実現する為に数年前に既に発注し、買い置きしていたピアノです。
グランドピアノの足下にはOpinion Ciatti(オピニオン・チアッティ)の”Cielo&Terra”(天と地)をモチーフにしたラグシリーズの”Terra”を敷きました。併せて、施主支給でアルフレックスのソファ・マレンコ木梨憲武コラボモデルがあり、傍にはCappellini(カッペリーニ)の花柄サイドテーブル”Bong”(ボング)がレイアウトされております。
Opinion Ciatti 'Terra' と Cappellini 'Bong'
ムラーノガラスのシャンデリアDe Majo(デマヨ)の'7067 K8'
'OASiS'ホームページの 「建設に携われた方々(Collaborator)」のページ
私たちIL DESIGN(イル デザイン)も”OASiS”ホームページの「建設に携われた方々(Collaborator)」のページにてご紹介いただいており、「建物に足を踏み入れた瞬間、ご入居者様に「安心・安堵」を感じていただけるような空間を表現したいと思い、インテリア・アイテムを提案しました」と語る弊社代表の想いも掲載されております。是非ご覧くだされば幸いです。 https://www.oasis-sendai.jp/collaborator/index.html